自社購入マンションの満室伝説ほか、ユニークな展開多数。賃貸管理に注目　株式会社アイディーエムの口コミ情報

2021/7/2 口コミ, 横浜市戸塚区, 神奈川県

自社購入マンションの満室伝説ほか、ユニークな展開多数。賃貸管理に注目　株式会社アイディーエム
- 株式会社アイディーエムの会社概要
- 株式会社アイディーエムの主な事業内容
株式会社アイディーエムの特徴、ユニーク事業に注目
- 特徴① 株式会社アイディーエムの営業について
- 特徴② 株式会社アイディーエムはセミナーは未実施
【IDMobile】オーナー様の声
自社購入マンションの満室伝説ほか、ユニークな展開多数。賃貸管理に注目　株式会社アイディーエムの物件を検討・所有されている方へ

自社購入マンションの満室伝説ほか、ユニークな展開多数。賃貸管理に注目　株式会社アイディーエム

神奈川中心にカー用品店「オートバックス」のFC展開と、結婚式場アルカンシエルのブライダル事業を行うアイエーグループ（I.Agroup）株式会社（証券コード：7509）の不動産事業を担うのが株式会社アイディーエムです。グループ内の売上構成比は9％と小粒ですが、名古屋の自社購入マンションの「満室伝説」を持つリーシング・賃貸管理、自社ブランド賃貸マンション「プラウランド」シリーズ5棟の開発、収益物件に全国各地のマンション、団地をオーナーとして所有、建築用コンテナ【IDMobile】の販売、ドローン撮影とユニークなサービスも展開しています。

株式会社アイディーエムの会社概要

設立　1989年7月20日

所在地
本　社　　〒244-0801　神奈川県横浜市戸塚区品濃町545番地5

営業本部　〒244-0801　神奈川県横浜市戸塚区品濃町513番地7 清光ビル4階　

連絡先　　TEL：045-821-7077　FAX：045-821-7377　

資本金　　8800万円

年　商　　18.4億円（21年3月期）

社員数　　28名（社員23名、パート・アルバイト9名）21年4月時点

代表者　代表取締役社長　佐藤　洋一

免許番号　宅地建物取引業　神奈川県知事許可（1）第31268号
　　　　　一般建設業　神奈川県知事許可（般-3）第53702号
　　　　　二級建築士事務所　神奈川県知事登録　第10491号

事業内容
マンション開発/仲介店舗フィールズ青葉台店運営/不動産管理（子会社IDMパートナーズ担当）/外部修繕・室内リフォーム工事/建築用コンテナ【IDMobile】/ドローン撮影

所属加盟団体
公益社団法人　神奈川県宅地建物取引業協会会員/公益社団法人　全国宅地建物取引業保証協会会員/公益財団法人　東日本不動産流通機構/一般社団法人　全国賃貸不動産管理業協会/一般社団法人　神奈川県建築士会会員

親会社
アイエーグループ株式会社（東証JASDAQ上場企業：証券コード7509）

関連会社
株式会社IAGアセット（土地有効活用の企画・提案、グループ施設の管理・運営）

株式会社アイディーエムの主な事業内容

株式会社アイディーエム（以下：IDM）は、自社ブランド「Plowland Series（プラウランド）」の開発を愛知県名古屋市を中心に行っています。同社の収益不動産ビジネスは、自社開発のマンションを自ら入居者様にリーシングして、不動産オーナーとして賃貸収入を安定的に稼ぐ手法です。
その【プラウランド】シリーズのひとつ（自社開発・施工物件ではない購入物件）になる「プラウランド堀田」（愛知県名古屋市瑞穂区、鉄筋RC造10F、間取り1DK、総戸数108戸）は、2008年に竣工後、約2年もの間、訳あって手つかずになっていた単身層向け大型マンションです。つまり全108戸、全空室未入居状態のまま管理もされていない荒れ始めた物件でした。このマンションをIDMが購入、収益不動産に変貌させるべく、「満室稼働」に向けた取り組みを開始します。

IDMの所有になったその日から、1日でも早く空室を埋めるため現地に張り付く部隊、事務所で対応する部隊と分かれ総動員でプロジェクトを決行。
まずは、約2年間放置されていた室内（108戸）・共用部・エントランス廻り全てを自ら清掃します。伸び放題になっていた植栽を、キレイな玉砂利に変更します。
次いで、室内を見てもらう内覧会を開催（満室になるまで毎週末内覧会を開催しました）。同時に名古屋全域の賃貸仲介業者を訪問営業して、募集図面だけでなく写真・申込用紙等を入れたCDと、写真集も添えて入居者様募集への協力を要請。
インターネットでは、動画の投稿や、特設ブログを開設して入居者様募集を行いました。
募集開始1ヵ月で約80戸の入居申し込みを受けて、モデルルームのベランダ床面に人工芝マットを敷き、プランターの鉢植え花を並べるなどのステージングも敢行、募集開始から50日間で全108戸の満室稼働を達成、今現在も人気物件になって満室稼働がつづいているといいます。

【プラウランド】シリーズはこの購入物件「プラウランド堀田」のほか、自社：開発・施工のシリーズ第1弾「プラウランド守山」（1K、54戸）、第2弾の「プラウランド岐阜」（1K、49戸）、第3弾「プラウランド小牧」（1R、47戸）、第4弾「プラウランド名駅」（1R、1DK、全48戸）、第5弾の「プラウランド香流橋」（1K、48戸）はペット共生型のマンションとしました。

IDMはこの【プラウランド】シリーズの取組みを通じて「満室稼働」の難しさを知り、ノウハウを駆使して資産価値を高める「満室」に全力で挑んできました。「このノウハウは、必ず、オーナー様の役に立ちます」と断言しています。

IDMとその関連会社は、【プラウランド】シリーズ以外にも全国各地に賃貸マンション、テナントビル、また宮城県仙台市（全6棟）、三重県津市（全4棟）の団地などを所有しています。
所有物件には区分マンション1戸と小規模な投資先もリスト掲載されています。満室稼働を希望するオーナー様には、IDMの子会社IDMパートナーズが不動産管理と建物修繕工事の提案が可能です。
具体的な対応エリアについては同社にお問い合わせください。管理物件の紹介では横浜市内の物件が掲載されていますが、一部のみの掲載と断りがあります。

株式会社アイディーエムの特徴、ユニーク事業に注目

IDM「満室稼働」のノウハウが詰まった子会社IDMパートナーズの不動産管理サポートの活用ほかにも、不動産収益の新業態に繋がりそうな事業がIDMが取り組む建築用コンテナ【IDMobile】の販売です。

【IDMobile】は、海上輸送用コンテナの寸法とデザインのみを同一とし、日本の建築基準法に適するよう改良したIDM社オリジナルの建築専用のコンテナです。
コンテナの特徴である「デザイン性」、「強度」、「移動性」、「ストック性」を活かし、必要なときに必要なだけ利用することができる次世代型のユニット建材です。

【IDMobile】を活用した土地有効活用には、ゲストハウス・ヴィラ「Rakuten STAY VILLA Awaji」の宿泊施設としての利用で、多人数でも宿泊出来る簡易宿所として活用されています。
また三菱パワー株式会社の技術&サービスを体感できるAM-ZONEのショールームに【IDMobile】のコンテナが活用されています。
このほかのコンテナ活用実績例には、コンテナカフェなどショップ、ライフセーバーの監視塔（公共事業）、水素ステーション管理室などがあります。解体費用が一般建築物よりも抑えられるので、短期利用にも向いています。

立地によっては土地有効活用のプランに合致しそうなユニット建材なので、有望なテナント物件を建てることができそうです。

IDMにはドローン操縦の専任スタッフが在籍しています。プロモーション向けの迫力のある建物映像の撮影だけでなく、屋根や外壁など、普段は容易に見ることができない箇所を瞬時に確認することができるため、物件の調査・メンテナンスに非常に有効な映像を撮ることができます。
大型の1棟収益マンションのオーナー様には、屋上防水を検討する、外観タイルの脱落可能性の点検などのとき、コスト抑制して正確な調査が可能です。点検・調査にドローン撮影を検討したいオーナー様もIDMに問い合わせるとよいと思います。

特徴① 株式会社アイディーエムの営業について

IDMは規模の大きい会社ではありません。また現在は不動産営業・賃貸物件管理・建築設計などの採用も行っていません。【IDMobile】の販売についても2015年に子会社IDMobile Co.,LTDを設立して、専用サイトの運用を行っています。ネットには【IDMobile】の紹介動画も多数あがっています。こうしたネット訴求からの反響営業がメインであるようです。

【IDMobile】建築建材コンテナ！

特徴② 株式会社アイディーエムはセミナーは未実施

IDMは収益物件を自ら運用して賃貸収益を得るビジネスモデルであることから、収益物件をオーナー様に買っていただき運用してもらう必要がないため、セミナー事業は未実施です。

【IDMobile】オーナー様の声

IDMはそのビジネスモデルから、自らが収益物件のオーナーであるため、IDMへのオーナー様の口コミ・投稿はありません。
一方、IDMobile Co.,LTDが販売する【IDMobile】を店舗にしている“杉並のおうちカフェ”カフェ・ビシュエのオーナー様が、【IDMobile】建築建材コンテナのサイト内インタビューでコンテナ店舗の良さを紹介しています。その一部を転載します。

『工事している時から、「何ができるの？」と声を掛けられるほど反応は良好でした。
内装をしっかり作りこんだので、「コンテナ“風”、コンテナを“模した”」という感じに見えるようで、「本物のコンテナなんですよ」と説明することもありますが、コンテナ建築を知っている方は、「これ、コンテナですよね！」と逆に声を掛けられたり。
特に、男性からの反応が非常に良いですよ。コンテナ自体に魅力を感じるようで、所有欲を掻き立てられるようですね。
ご婦人の間では、コーヒーブームということもあり、軒先でカフェを開きたいという声を多く聞きます。車2～3台の空いているスペースがあれば出来ると思うのでコンテナはちょうど良いですよね。』

コンテナ店舗はよく目立ち、その特異な外観から視認性が高く、集客効果が高いと好評でした。今後、おしゃれなコンテナカフェが増えていきそうですね。